私も、今後、定通制のサポーター役を務めるわけでございますけれども、高等学校の定時制や通信制の役割について、我が自由民主党でも、与党の中でも議論をされたと伺っておりますし、また、今回の政府提出の法律案の中でも、明示こそされておりませんけれども、第六条の教育の目標を達成するための体系的、組織的な学校教育、第四条の教育の機会均等、第三条の生涯学習の理念等の条文に書き込められているというふうに私は理解をいたしております
田中和徳
また一方で、古村局長が答えましたように、この定通制のあり方については、これはもちろん勤労青少年のための後期中等教育、それから履修の多様化、もう一つは生涯学習の観点からの後期中等教育、こういうことがございますから、それを含めまして、ある部分は地域の教育委員会に技能連携の施設の指定などはそこにおろして、先生がおっしゃいますように、その地域の多様なる産業のあり方あるいはその地域の声を十分に聞いていくということとの
中島源太郎
○下村泰君 そうしますと、現状というか、つまり定通制というものが、どこがなぜそういうふうに変わってしまったのか、それはいいことか悪いことなのか、それともやむを得ないことなのか、どれなんですか。
下村泰
学年のあれというのは、私が心配しているのは、今の話は単位制高校の問題なんですけれども、あくまでもやっぱり今度の施行規則を変えたときには、現在の定通制の方もあの枠は入っているんですよ。ただ、しないだけなんですよ。学年を守るというだけの話であって、法律上は変えられるんですよ、もう改正したんだから。学年を越えてもよろしいというただし書きつけているんですから、今度改正して。
安永英雄
続きまして、三月三十一日付になっておるのでしょうか、単位制高校の省令が出ておりまして、これも事務局の方へお聞きしたいのでございますが、これは定通制の一環だ、こういうことでございます。法改正まで必要ないということでおやりになったのだろうと思いますが、それらの理由及びこの学校のねらいとするところ、御説明をまず事務局の方から承りたいと存じます。
林保夫
問題は内容にあると思いますが、本日取り上げておりますところの定通制の学校、この戦後の学校数及び生徒数について大体どういった傾向があるのか、御説明願いたいと存じます。
林保夫
この法律案は、約四十年の歴史を持つ定時制、通信制の全面的な転換につながる内容を持つものであり、その重要性から見て、定通制関係者等を招いて参考人質疑をすることなども当然でありながら、それすら行われなかったことについては極めて残念と言わなければなりません。
反対理由は、第一に、定通制の修業年限の短縮は、働きながら学ぶ勤労青少年の後期中等教育の保障ができなくなるということでございます。
山原健二郎
しかし、これを総括的に、今の定通制の問題あるいは技能の新しい指定に対する問題、これが地方分権になだれ込むための一つの入り口であるか、そう言われますと、そうではありません。これは国と地方とのそれぞれの役割分担は厳然とございます。その中の見直しをする部分であるという認識に立っておる、こういうことを申し上げたいのでございます。
中島源太郎
手続上の問題は先ほど申し上げたとおりでございまして、三月三十一日並びに私の責任におきまして政令を七月十五日に、そして四月一日にさかのぼってこれを発令させていただいておるわけでありまして、自後の事務処理につきましては、この新しい高校のあり方、定通制の改革、その中での新しいタイプの単位制高校、これをぜひとも健全に育成をしていくために最大限の努力をさせていただく、これは財政面でもそうでございますし、事務処理上
中島源太郎
その一方で、先生がおっしゃる意味は、文部省、行政で考えておる理念と実態とは余りにもかけ離れておるよ、そういう中で、四年以上というのを三年以上にすることがそういう定通制の学校教育にとってプラスなのかマイナスなのかはよく慎重に考えるべきだ、こういう御趣旨だと思うのですね。
私は、理念と実態が全く乖離していないというようなことは申す気はありませんし、先生がおっしゃるような実態もあろうと思います。
中島源太郎
つきましては、この変形制を導入されることによりましても、勤労青少年福祉法等において、事業者は定通制の学生に対しその学ぶ時間を確保する義務がございますので、このように我々も強力に指導してまいりたいと思っております。また、夜間大学に通っております学生につきましても、従来どおり一層の時間確保に努力していくつもりでございます。
塩川正十郎
そういうところがあって、本来の姿に戻ったのではなしに、勤労青少年教育を、定通制教育を振興するために、そういう悪条件を克服するという姿勢を文部省には持っていただきたいというお願いをここでしておきたいと思います。それについて初中局長、当然でしょうけれども、あとの質問の前に答弁願いたいと思います。
馬場昇
先ほど言われましたように、現行十八時間が根拠になっておるようですけれども、これは現場の先生の意見を聞き、私も経験から言いますと、全日制は十五時間くらい、定通制では十時間くらい、これが妥当、教育効果があがる時間じゃないかと思いますが、この辺についての御見解と、改善の方向があるかどうかをお示しを願いたいと思います。
馬場昇
○馬場委員 定時制、通信制について申し上げますが、募集人員に切りかえられたのは一定の前進であろうと思いますが、問題は定通制で、実は定員に満たない、こういう状況が多いわけですね。そういうことだからこうなさったと思うのですが、問題は定時制とか通信制教育のあり方にかかわってくると思うのですよ。
馬場昇
もう時間がだいぶ過ぎたという御注意をいただきましたから、これ以上聞いても同じような御答弁だと思いますからやめますけれども、私もこういう定通制なんというの、ほんとうに今度ずっと調べてみたんです。そうしたらたとえば授業時間、一時間日、二時間日というのは大体寝ているんですね、疲れてくるから。そうして帰りごろになると疲れが直って目がさめる。
小笠原貞子
全国の定通制の教職員の構成ですね、これはどうなっておるかということが一つです。それから、連携施設で免許状を持っておる教員数の状況です。はたして企業において正規の免許状を持っておる方が、最初のとおりあるのかという疑問を私は持っております。さらに、その先生方はどこから報酬をもらっておるかという問題です。報酬です。この点を要求しておきたいと思います。
山原健二郎
簡単に言いますと、いま先生は世の中の変転に応じて非常に忙しい、忙しいから定通手当、定時制の手当というものを増額するのだ、こういうようにこれではいわれておるが、その点においては何らわれわれとしても問題に考えるところはないのですけれども、あなた方、これは文部大臣のお考えも一緒だろうと思いますが、四十六年度から三十校にわたって定時制あるいは定通制の研究校を指定する、その中では四年制を三年制にしようではないか
三木喜夫
したがって、私は、少なくとも定通制の生徒のスポーツ大会参加に関する年齢制限は、五年も六年もということはどうかと思うのでありますが、全日制の学校とはある程度違いますので、若干の年齢制限の緩和は必要じゃないか。これは、定通制の学校の全体の生徒のスポーツの意欲を増進し、また士気を鼓舞する上においても、そうした思いやりが必要ではないかと考えておるわけであります。
田中榮一
○成瀬幡治君 実はこまかい資料を持っておるわけではございませんが、昭和三十四年度に定通制の退学した人を調べたものによりますと、大体退学した者の総数がどれくらいあるかと申しますと、昭和三十四年度には大体三万六千三百八十五人あるわけです。
成瀬幡治
今回のこの提案理由の説明を拝見いたしますと、この間も同僚諸君からお話がありましたように、また当局からお答えがありましたように、この理由といたしましては、定時制、定通制の先生たちというのはいろいろ非常に複雑な努力をしなければならない、そのための勤務の非常な過重というものに対するいわば手当である、さらにまた夜間に勤務するために家族等の生活等々にいろいろな支障を来たす、それに対する手当であるというように伺
長谷川保